知っておきたい注意点とは
美容室の内装を決めるとき、自分の趣味だけでデザインを作るのは注意した方がいいかもしれません。
自分のお店なんだから趣味を追求するのは当然という感じもしますが、それだと開業後に困る場合もあるようです。
せっかく作ったお店だからこそ成功させたいなら、内装の計算はしておくといいでしょう。
お店のコンセプトとマッチする内装を
これから作る美容室をどんなお店にしたいのか、おおまかにでも方向性の希望があると思います。
たとえば女性向けか男性向けか、若い人向けかシニア向けかなどです。
そのお店のコンセプトに合っている内装にした方がいいようです。
たとえば女性向けなら、華やかで曲線的なデザインを多く取り入れたり、壁紙を明るい色にしたりと、女性から好まれやすい内装にするのがおすすめ。
もし男性向けの美容室にするなら、床や天井などをあえてコンクリートの打ちっぱなしにしてみるなど、男性から好まれやすい内装を選ぶのがおすすめというわけです。
これから作りたい美容室の方向性に合っている内装にしてみましょう。
美容室の内装はとても大事?
開業の時点でお店の方向性にしっかり注意しておきたいのは、美容室に来るお客さんは内装でお店を選んでいるといわれているためです。
特に希望の美容師さんがいるわけではないなら、そのお店の雰囲気がかなり決め手になりますよね。
その雰囲気には内装が大きく影響します。
いかにも女性向けという内装なら女性にとって魅力的で居心地のいいお店になり、女性が来やすいお店になります。
男性向けの内装なら男性を呼び込みやすくなるわけです。
新規とリピーターの区別はなく、その内装の雰囲気や方向性によって呼び込みやすいお客さんが変わりますから、開業にあたって内装デザインを決めるときはそのお店のコンセプトや方向性に合っているものを選ぶのがおすすめです。
これがミスマッチになると、オーナーの自分が呼び込みたい層のお客さんが来ず、別のお客さんばかりになってお店の運営がしづらくなるかもしれません。
だからこそ自分の趣味だけでなく、お店のコンセプトなども含めて決めるといいでしょう。